マリからの、シアバターの旅路報告 その1
2016/12/09
先日、マリ共和国の、シアコロのシアバターの生産者と電話連絡しました。
マリでは、シアバターづくりは女性だけに許されたお仕事です。
女性たちは、夏の間は農作業で忙しいので、通常、シアバターづくりは農作業が一段落つく晩秋あたりからはじまります。
私も、この時季に合わせて今季のシアバターを注文していたので、進捗状況を聞くためにディオイラ村の生産者グループの管理人のウォロゲンに電話したのですが、彼の答えは、
「すでに注文分のシアバターの製造が終了して、もう出荷用に10kg単位のバケツ(^^)にも詰めたよ!」
との報告。
実は、今年はなんと3年連続でシアバター原料となる実が不作で、材料の確保も危ぶまれてたほどだったので、製造もどうなるか心配していたのですが、この報告を聞いて、とっても安心しました❤
次は、ディオイラ村から首都バマコに向けての、コトコトと出荷する作業です。
そして、バマコにシアバターが届けられてから、日本への輸出の手続きやら、保健所の許可やらの細々した準備が始まるので、まだまだ道のりは長いのですが、
一連の作業が順調に進めば、年明けあたりには皆様に今季のフレッシュなシアバターをご紹介できるかもしれません!
また、この経過については、随時ご報告しますね^^