【重要】シアコロは「オーガニック・シアバター」に変わり「野生シアバター」を販売します！

2016/05/25

◉シアコロは「オーガニック・シアバター」に変わり「野生シアバター」を販売します！

●「オーガニック」と「野生」の違いは？

シアバターは、西～中央アフリカに自生する「シアバターの木」の実が原料です。

そのため、「オーガニック」と「野生」シアバターの両方とも、栽培時に農薬、化学肥料は使用しておりません。

それぞれの違いは、原料となる実が生育する環境下まで管理しているかどうか、という点です。

「オーガニック・シアバター」は、周囲にはシアバターの木しか生えていないような土壌で、成長時にも農薬、化学肥料が混入する可能性がないシアバターの木から収穫した原料のみで作られたものです。

「野生シアバター」とは、生育環境は限定せず、オーガニックな土壌も含め、農村部や田園地帯に生えているようなシアバターの木の実も原料として扱っています。

その場合、シアバターの実の成長過程までは管理されていないので、100％オーガニックであるという保証がない、という点で「オーガニック・シアバター」との違いがあるのです。

●「野生シアバター」への変更の理由

シアコロでは、できるだけ安心で、品質の良いシアバターをご提供するために、これまで、オーガニックの土壌で生育した「オーガニック・シアバター」のみを取り扱っていました。

しかし、シアバターの産地であるマリ共和国で、シアバターの原料となる木の実が、2014年、2015年と二年連続で不作が続いてしまいました。

シアコロのパートナーである生産者協同組合「カロジェ」では、不作の場合に備え、原料の貯蔵庫があり、野生シアバターの原料は確保しておりました。

しかしながら、生育環境が限定されているオーガニック・シアバターの原料は、もともと収穫量自体が極めて少ないため、カロジェでは、このたびの連続の不作には対応できず、昨年の段階で、今年度、2016年のオーガニック・シアバターを生産するための原料を入手することができませんでした。

シアコロでは、この状況で、例えばオーガニック・シアバターが再び製造されるまでシアバターの入荷を見送るか、または生産者を変更するといった対応策も考えられましたが、検討した結果、2016年度は野生シアバターを取り扱うことにいたしました。

それは、野生シアバターが、これまでのオーガニック・シアバターと比べ、変わらず高品質であったこと、そして、フェアトレードの理念にもつながる、生産者にとっても持続可能な取引を続けたいという理由からでした。

（写真は、ディオイラ村の生産者の倉庫）

野生シアバターは、これまでのピュア・シアバターと同じ、生産者協同組合「カロジェ」のメンバーである「ディオイラ村」の生産者が、日本の皆様に、これまでより一層、高品質な製品をお届けするために、丁寧に仕上げてくれました。

「なめらかで伸びが良く、明るいクリーム色、ほんのりとした甘い香り」の上質な野生シアバターも、皆様のお肌に合えば幸いと存じます。

＊野生シアバターの販売は、現在販売中の在庫が終了次第、開始予定です。（2016年6月～予定しております。）

＊野生シアバターのサンプルをご希望の方や、ご不明点、ご質問、ご意見等ありましたら、info@sheakoro.com宛にお尋ねください。